ダイエット補助食品、頼ってみたくなりますよね。
私も「本当に効果があるの？」というダイエット補助食品に手を出してしまい、よく失敗しています。
誇大広告とわかっていても、初回500円と見るとついつい「もしかしたら本当かも？」と飲みたくなってしまうのが補助食品。
芸能人がインスタで紹介したとか書かれていたら、本当にいいのかなあ？なんて思っちゃいますよね。
誇大広告による集客とブロガーによるアフィリエイト記事により、こういったダイエット補助食品を私のように騙されて購入してしまった人も多いのではないでしょうか。
特に最近購入した中でも対応が酷かったのが「キラリ麹の炭クレンズ生酵素」の解約でした。
今回は私の実体験とともに、購入する前に知っておきたい補助食品通販の解約できない巧妙な手口と、対処法についてお伝えします。
キラリ麹の炭クレンズ生酵素を絶対に買わない方がいい理由とは？
キラリ麹の炭クレンズ生酵素は、あくまでも補助食品。あくまでもサプリメントです。
公式サイトのLPには「痩せる」とも「お通じに効く」とも書いてありません。
私が見た漫画のLPでは、飲み続けるだけで1か月後にはスッキリしてくるとか、飲んだ翌日にすごいお通じが！という描写がされていました。
私はお通じが来なくて困っていたので「お通じが良くなる！」という漫画形式の広告を信じ、藁をもすがる思いでこちらの商品を買いました。
届くのを今か今かと待ち構え、届いたその日の夜にさっそく飲みました。
翌日・・・何も変化なし。
ツライ便秘の改善はありませんでした。
二日目も同じように夜に飲みました。
翌日ちょっぴり便は出たものの、広告に書いてあった「スッキリ」という表現にはほど遠く。
なんだかモヤモヤ・・・。
誇大広告だったのだと強く感じたので、初回後は自動の定期便になっていたのですぐにHPにアクセスしてメールにて解約手続きを行いました。
私が求めているのはピンクの小粒みたいな速攻性があるサプリだったんです。
せっかく購入したので、1か月きちんと毎日飲んでみた結論としては、速攻性はないし便秘の改善はしないしもちろん痩せない！という感想となります。
広告に散々掲載されていた宿便も出ないので、メーカーの言う3か月間飲みつづけても痩せる効果があるかどうか怪しいです。
体質にもよると思いますが、私はしっかり1か月試してみても広告にあるような効果を得ることはできませんでした。
運動・筋トレ・食事制限をしながら、あくまでも「気休め」として飲むならいいかもしれないですね。
実際に購入して騙されたキラリ麹の炭クレンズ生酵素の巧妙な手口の詳細
解約はホームページから簡単にできます。
商品と一緒に届く納品書にお客様情報が掲載されているので、それを入力してマイページに入り、お問い合わせから解約の依頼を送るだけ。
この解約方法は調べるとすぐに出てきますね。私もこれを実行しました。
しかし。
解約手続きをしたのに、1か月後に商品が届きました。
正直「何？コレ？」と思いました。
送られてきたパッケージから中身が分からず、怖いので開封しないまま発送元をあれこれ調べて、どうやら解約の申し込みをした「キラリ麹の炭クレンズ生酵素」だったことが判明。
箱に印刷されている会社の名前から探しました。
速攻問い合わせ先のお客様窓口に電話をすると男性が出ました。
やり取りは次のような感じです。
解約手続きしたのに、届いたんですけど？
1週間経っていなかったので、1週間後までお試しいただいてから解約のお申し込みをしてくださいという返信メールを入れています。
え？そんなメール来てませんけど・・・。
そんなメール届いていません。1週間試してからなんてどこにも書いてなかったですよね？
お客様のお問い合わせのところに書いてあります。
書いてあるのは、10日前までにご連絡いただければ解約できます。だけです。
押し問答の末、返品扱いで解約はできました。
ただし、返品扱いなので商品の発送はこちら側の送料負担。
何で解約の意思がある人に確認もせず勝手に送り付けておいて、送料はこちらが負担しなきゃいけないの！？
と、かなり抵抗はしてみたものの・・・送料については絶対譲ってくれませんでした。
「本来はできない解約をしてあげるんだから、送料くらい負担しろ」と言っているように感じました。
※あくまでも個人の感想です
返品には、普通郵便以外の追跡サービスのあるものを使うことが条件でした。
追跡サービスの中で一番安いレターパックライト（370円）にて返送しました。
こういった対応には慣れているという印象でした。
その前に表示義務を怠っている時点で会社への信用を持つことが私にはできません。
ネットに投稿されているキラリ麹の炭クレンズ生酵素の評判・口コミを調べてみた
どんな評判があるか、調べてみました。
良い口コミはこちら。
〖 キラリ麹の炭クレンズ生酵素まとめ 〗
★30日で－4.4キロ。
★この期間中に最高－7キロくらい痩せた。
★多く食べた後、痩せる時と太ったままの時がどちらもある。
★お通じは大分緩くなるからお腹が弱い人は気をつけた方がいい。
★今までで1番効果があるように思えた
体重停滞。キラリ麹の炭クレンズ生酵素を飲んでた時は毎日ちゃんとあったもんなぁ
お通じが良くなる人は良くなるようです。
きちんと運動などしながら利用していたら、痩せる人もいるようです。
基本的に良い口コミは、アフィリエイト広告のために書かれたものが多い印象でした。
私はお通じが良くなってほしかったので、ダイエットよりもそちらの効果を期待したんですけれど、残念な結果となりました。
悪い口コミはこちら。
キラリ麹の炭クレンズ生酵素
まず、こんなんで簡単に痩せれる訳がない！
上手い話には、裏があるってことですね。本当に許せない！！！！
さて、キラリ麹を一袋飲みきりました。感想、快便にはなるけど、そんなに痩せない(笑)
ＳＮＳで調べてみたんですけど、評価はわかれているみたい。
キラリ麹の炭クレンズ生酵素の30件の口コミを分析したところ・・
■評価：1.9点と極めて低い
■効果：痩せなかった口コミ数が2倍多い
■特徴：飲み方を気にする方が多い
という結果が判明。
調べると、SNSでは効果が薄いと感じる人の方が多かったです。
私も効果を感じられなかったので、広告にあるような「宿便がどっさり」は誇大広告だと思います。
LPにある評価も「※モニター調べ」とあります。モニターなら当たり前ですが、いいことしか書きません。
参照：Twitter
何が悪いの？キラリ麹の炭クレンズ生酵素の表示義務
本来は、サービス掲載しているLPに解約条件を表示する義務があります。
実際のLPを見てみましょう。
漫画でストーリーを読み進めるようになっているので、スラスラ読めますね。
※広告をスクショしてまとめたもの
「平成28年改正特定商取引法」（2017年12月施行）では、定期購入契約は支払総額や契約期間などの販売条件を明記することが義務化されています。
別ページにコッソリ記入して消費者側に有利な内容だけを見えるようにするのは、表示義務を果たしたといえるかどうかです。
キラリ麹の炭クレンズ生酵素の販売元とは？
キラリ麹の炭クレンズ生酵素の販売元は「株式会社ハハハラボ」です。
東京都墨田区両国２丁目３番４に事務所があるそうです。株式の上場はしていません。
JBDB企業コードの発行はされていますので、企業としての届け出はされているようです。
地図からグーグルアースに切り替えて見ると、マンションというより団地が表示されますので、部屋の一角を事務所として使っているのかもしれません。
ちょっと・・・いえ結構怪しいです。本当にこんな場所に会社があるのでしょうか？
拠点は3か所ほどあるそうですが、代表以外の場所については探すことが出来ませんでした。
代表者は「エドアルド・チャン」さん。株式会社ヴィワンアークスという化粧品販売会社も経営されているようですね。
何処の国の人で、どんな事業をされているのかを調べてみましたが、残念ながら検索にはヒットしませんでした。
購入する際は注意したほうがいいキラリ麹の炭クレンズ生酵素以外の取扱商品とは？
株式会社ハハハラボが取り扱っている商品サイトは「ニナル」というホームページより購入することが出来ます。
屋号みたいなものでしょうか、ダイエットや美容関係の商品を取り扱っているようです。
SLIBIA スリビア
【短鎖脂肪酸】と【生の酪酸菌】のハイブリッド処方であなたのキレイを守るそうです。
ビフィズス菌が入っているようなので、腸活のイメージでしょうか。名前からしてダイエット商品なのでしょうね。
Fuwamore フワモア
あなたの魅力をアップする、チュアブルタイプの補助食品だそうです。
公式LPではしっかり何に効果があると書いてありません。ハリが良くなり女性としての魅力がUPと書いてあります。はっきり言うとバストアップを目的とした商品のようです。
JOMOTAN ジョモタン
除毛用クリームです。
剛毛でも炭の力で肌を傷めずケアできるそうです。LPは女優を使っていますね。
どの商品もアマ〇ンの口コミを見ると・・・結構辛辣でした。
まとめ
今回じっくりと広告を見かえしたのですが、どうしてこの商品が良いと思ったのかさっぱり分かりません。私もそれだけ切羽詰まっていたのでしょう。
薬事法などの都合もあり、本家のLPサイトは結構ぼかした内容です。
私が見た漫画形式のLPは、バナー広告もLPも結構はっきりダイエットに効果がある！とうたっていたので、アフィリエイト業者の作ったLPだったようです。
あんなにはっきり「痩せる」「宿便どっさりで翌日からすごい」などと描写されていたのに、本家は全然そういう言葉を使っていませんでした。
その時点でおかしいと気付けられたら良かったです。
多分、広告について問い合わせても「アフィリエイト業者が勝手にやったことだからうちは関係ない」と言うと思います。
実際に「販売元ではそのような表現はしておりません」と言われました。
本家のサイトはソフトな表現なので問題はないかもしれませんが、誤解をまねく描写を業者に取り下げるよう指導することは企業としてしなければならないことです。
会社の広告を打つのに確認していないなんてことはないはずですから。
消費者庁の相談センターの見解も「関係ないと言い逃れはできるけど、自社の商品なので指導義務はある」とのことです。
私の見たリンクには「こちらの公式サイトから注文」とあったのですが、広告リンクをクリックした先が本当に公式サイトかどうかをきちんと見極めていませんでした。
公式ではなかったと思います。きちんと見なかったことを反省しました。
皆さんもお気をつけて。
こちらの記事は、企業とのやりとりをブログに書いても良いですか？と担当者に聞いたところ、書いても良いと言われました。企業担当者さんの許可済みです。
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